具体的に、どんな家?

静岡の気候風土を
熟知したプロたちが、
静岡にふさわしい
建築ルールに基づき、
昔から培われてきた
静岡の技術で造る、
自由設計の木の住まい、
「しずおか匠の家」


静岡は温暖な上、全国でも上位の日照時間に恵まれています。 住宅建築に適した地域材が豊富な地域でもあり、 そのため高品質木材の認証制度が充実しています。 歴史的背景から木工技術も発達してきました。 一方で、地震の可能性が不安視されてもいます。 そうした静岡の地域性を踏まえて、 建築ルールを定めたのが「しずおか匠の家」。 ルールを守った上で、設計・施工を担当する 工務店や設計士がお客様と自由に家づくりをプランニグする、 自由設計の注文住宅です。



静岡の木を活かすルール

柱・梁など主要構造材の50%以上に、高品質な静岡産材「しずおか優良木材」などを使用。

  • 古来、その土地の気候で育った木の活用が、家を丈夫さにつながると言われてきました。
  • とりわけ静岡県は、建築に適したヒノキ・杉の森林資源が豊富で、その80%が強靱な樹齢40年以上。
  • なかでも「しずおか優良木材認定審査会」が認定する「しずおか優良木材」は、強度や乾燥度が客観的な数値で認定されています。
  • この木材をふんだんに使うことで、自然の優しさと堅牢な構造を両立します。
  • もともと木は断熱性や湿度調節機能に優れ、高温多湿の静岡で快適に暮らすにふさわしい建材ですが、同じ気候で育ったしずおか優良木材の使用で、より静岡らしい家になると言えましょう。
  • 住まいのプランによっては、「しずおか優良木材」と同等の品質をもつ「合法木材」」(ヒノキ、杉、米松、PW、WW)を使用することも可能です。


地域材の魅力を長もちさせる「お手入れマニュアル」をご用意。

  • 内装の地域材をはじめ「しずおか匠の家」のお手入れに役立つマニュアルを完成時にお渡しします。木の風合いを長く保つことはもちろん、住まい本来の味わいを守るためにも役立ちます。


ご要望や住まいのプランによっては、こんな取り組みも。

  • 床下地・屋根下地に使う構造用合板においても、「しずおか優良木材等」の認定品を使うことができます。
  • 内装にも県産材を多用することができます。
  • 見た目に美しく、木の香りが心地よく、自然のエアコンとも言うべき湿度調整機能や断熱性を備えた自然木は、内装材に活かすことで快適性や安らぎがさらに高まります。



耐震・防震ルール

東海地震対策として、耐震等級2を確保

  • 耐震等級とは、品確法の性能表示制度で定められた等級で、一般の人が建物の耐震性能を把握するための目安になります。
  • 耐震等級1は建築基準法と同レベルで、震度6から7程度の地震で倒壊しないもの。耐震等級2は、その1.25倍の地震で倒壊しないレベルが目安となります。
  • 耐力壁や筋交いの量などによって等級が異なってきます。
  • 「しずおか匠の家」は、建築基準法を上回る耐震等級2を標準としています。


住まいの備蓄スペース・備蓄品を標準装備

  • 非常時の水や食料を備蓄できる専用スペースを確保。
  • お引渡し時には、ご家族数日分を想定した水・食料を備蓄します。
  • 定期検査時には、備蓄品の賞味期限を確認。期限切れの品は交換補充をします(交換・補充は実費をお願いします)
  • 災害時は、たとえ家族や住まいが無事でもライフラインが寸断され、水や食料を確保できないことが想定できます。備蓄スペースと備蓄品の確保は、生命を守る重要な備えです。


こんな取り組みも

  • 塀を設置する場合は、地震時に危険度が高いブロック塀を避け、生け垣や木塀を推奨しています。
  • しずおか木の家ネットワークスでは、東日本大震災における仮設住宅の現状・課題等を情報収集し、万一の静岡被災時における木造仮設住宅の供給方法などを研究・検討しています。



静岡らしい快適さルール

断熱等性能等級4を確保。

  • 断熱等性能等級とは、住まいの断熱・省エネ性能を示す住宅性能表示制度の基準で、等級4は最高等級の「次世代省エネ基準」に該当します。
  • 温暖な静岡も、冬は暖房が必須。夏の暑さも厳しい。そこで「しずおか匠の家」は、次世代省エネ基準の「断熱等性能等級4」を標準として断熱工事を実施。光熱費を抑えながら、季節を問わず快適な住空間を実現します。


エコを追求

  • 高断熱で省エネに貢献することに加え、住まいの状況や環境に応じて太陽光発電導入や雨水タンク設置による雨水利用を推奨しています。
  • 建築現場の廃材や木材加工時の端材は、グループの静岡製材組合が行うバイオマス発電の燃料に再利用します。


ご要望や住まいのプランによっては、こんな取り組みも。

  • 久能山東照宮や浅間神社の造営などの歴史を背景に、木工技術が発達し、それが地場産業の中核を担ってきた静岡。
  • 造作家具や木製建具を導入する際は、そうした伝統技術を継承してきた地元職人の技を活かすことも可能です。
  • 窓を設置する際は、採光や通風に加えて、可能な限り富士山が望めるよう検討。静岡の自然環境を活かすよう、心掛けています。



将来までの安心ルール

維持管理計画書・チェックフォームも統一化

  • 「しずおか匠の家」のオリジナル維持管理計画書と、それに基づくチェックフォームを統一化。工務店の別なく、同レベルの維持管理・チェックを行います。
  • チェック内容は、事務局への提出を義務づけています。


工務店の廃業時は、グループが継承工務店を斡旋

  • 万一、施工した工務店が完成後に廃業や倒産した場合は、グループ内から継承工務店を斡旋。維持管理体制を守ります。


「しずおか匠の家」のお手入れマニュアルを配布。

  • 内装の地域材のお手入れ方法をはじめ、「しずおか匠の家」専用のお手入れマニュアルを完成時にお渡しします。
  • 木の風合いを長く保つことはもちろん、住まい本来の味わいを守るためにも役立ちます。


住まいの履歴をクラウド化

  • いつ、誰が建てた家か。その後、どんなリフォームが行われたか。
  • そうした住まいの履歴情報をクラウドで保管、必要に応じて更新。
  • これにより、将来的にどんな工事業者が関わっても、住まいの情報を即座に確認でき、工事の適切化に寄与します。
  • 履歴は信頼。家の価値を高めることにもつながります。


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